FXのストップを理解しよう
タイトルにあります「ストップ」とは何のことでしょうか?これは「ストップロス(Stop Loss)」のことで、もちろん「損失を限定させる」とか「自ら負けを認める」と言うように、損失を出してでも一旦手仕舞いするという行為のことです。そう、本邦投資家が一番苦手とする行為です。考え方の違いなだけですが、皆さんもご経験がありますように「これ以上下落したら損失がもっと膨らんでしまうから、今のうちに逃げておこう」と考える場合と「下落してもそのうち戻ってくるだろうから、ほっとけばいいや」っという考えが、マーケットでは拮抗しています。ただし、株のような現物取引であれば、強制ストップロスのリスクはありませんが、FXのようなマージン(信用)取引の場合は、この強制ストップロスにより、元の水準に戻るはずのポジションが戻る前になくなってしまうリスクがあるのです。そこで、FX 市場に参加しているFXプレイヤーは、上記例の前者のように、ある一定の損失、または水準にまで損失が達した時点で、自ら損失を確定させる行為に出ます。これがストップです。これはクロス円取引にはあまり意味がないのですが、ドル円の場合、基本的に50銭刻みで動いています。現在、ドル円の価格が120円だった場合、レンジ120.00〜120.50円内で推移する傾向が強いです。120.00円がサポート、120.50円がレジスタンス。その後ドル円が上昇し120.60円まであがった場合、レンジ120.50〜121.00円内で推移する傾向が強いです。120.50円がサポート、121.00円がレジスタンス。反対に120.00円から119.90円に下落した場合、レンジ119.50〜120.00円内で推移する傾向が強いです。119.50円がサポート、120.00円がレジスタンス。っと言う具合です。そこで、それぞれのレンジの切り替わりには、必ずと言えるほどストップ注文が並んでいると思ってください。たとえば、ドルが下落すると見込んでショートポジションを持っていたとします。ところが、思惑に反して上昇してしまい、上記レンジがひとつ上のレンジに切り替わってしまった場合には、少なくともあと40銭くらいは上昇してしまうと考えるのです。っとなりますと、嫌でも早めに損失を確定させてでも逃げたくなるのは当然ですよね。ですので、このレンジの切り替わりのポイント(〜円ちょうど、とか 〜.50円というポイント)はストップ注文が集まりやすいため、上昇(下落)に弾みが付きやすい傾向があります。もちろん、下落すると想定してあらかじめ売っていた人は、投資信託とFXドルの上昇に伴い買い戻す訳ですから、更に買い圧力が強まるということです。その上昇の波に紛れて買いポジションを取れば、上手いときで、ものの数分で30〜40銭くらいの値幅を取ることも出来てしまうのです。